「ゴルフ場業高齢者活躍に向けたガイドライン」
〜ヘルスケア産業としての健康な高齢者雇用を目指して〜

                                                       
                       2019年9月
                                          一般社団法人日本ゴルフ場経営者協会
                                             ゴルフ場業高齢者雇用推進委員会

 政府は、人生100年時代といわれる超高齢社会の急速な進展と生産年齢人口減少等への対応が、日本経済再生の鍵として「働き方改革」を実行しております。その中の一つが、年齢に関わりなく公正な職務能力評価により働き続けられ、高齢者が活躍する「エイジレス社会」の実現としています。
 このような状況を受けて、弊協会では「独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構」(厚生労働省所管)から「ゴルフ場業高齢者雇用ガイドライン策定事業」を受諾し、2018年度・2019年度において次の視点で活動を実施しました。
  ゴルフ場産業にとって、良好な「人的サービス」と「コースコンディション」が重要な提供項目であることから、知能・技術の伝承、継承を見据えた「経験豊富な高齢者雇用のための環境整備」が、持続可能な経営体制に重要である。
 具体的な活動は、外部有識者(大学教授)、弊協会の税・労務委員会及び専門のシンクタンクで組織する「ゴルフ場業高齢者雇用推進委員会」を設置して、ゴルフ場業界の雇用状況把握を目的とした「アンケート調査」、「ヒアリング調査(一部ゴルフ場)」を実施し、高齢者雇用の課題並びに好事例を収集して、対応策の検討を重ねました。その結果、「ゴルフ場業高齢者活躍に向けたガイドライン」を編纂するに至りました。
 本ガイドラインが、ゴルフ場業界における「高齢者活躍の拡大」に結び付き、ゴルフ場業界のさらなる発展の礎になることを祈念しております。
 ご協力下さいましたゴルフ場事業者・従業員の皆様には厚く御礼申し上げますと共に、今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

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